2007-12-10 第168回国会 参議院 決算委員会 第5号
そのために、私は八月、農林水産大臣を担当をいたしました際に、まず現場において生の声をしっかり聞いてきてもらいたい、俗称御用聞き農政と、こう称したわけでございますが、現場に行きまして、この品目横断的対策について、その仕組み、内容、それから加入の要件、そしてこれを実施する場合の事務手続、さらには、今お話がありました小規模な農家やあるいは高齢者などの皆さん方も地域としてこれを組織化していくための集落営農の
そのために、私は八月、農林水産大臣を担当をいたしました際に、まず現場において生の声をしっかり聞いてきてもらいたい、俗称御用聞き農政と、こう称したわけでございますが、現場に行きまして、この品目横断的対策について、その仕組み、内容、それから加入の要件、そしてこれを実施する場合の事務手続、さらには、今お話がありました小規模な農家やあるいは高齢者などの皆さん方も地域としてこれを組織化していくための集落営農の
まず、品目横断的経営安定対策と農地・水・環境保全向上対策の農業従事者をめぐる政策的逆行性について質問をいたしますが、現在与党内でも見直しのための作業が進められているようですけれども、この品目横断的対策、先ほど来ありますけれども、大規模・中規模農業経営体を政策的に育成して、そして早急に農業の経営規模拡大を図る、それによって結果的には零細中小農家の離農を促し、農業従事者の減少やむなしとする考え方であるというふうに
すべてをこの品目横断的対策でカバーしてやることができるというふうには思っておりませんけれども、小規模農家等につきましては、既に委員御承知のとおり、集落営農組織に参加するための支援、この参加について、今の参加の仕組みがハードルが高いということであれば、それらについてもハードルを越えやすいように手当てをしていくとか、また産地づくり交付金につきましては、地域の特色のある水田農業の展開をしていくという意味で
次には、品目横断的対策についてですか、これについては、それぞれの作物が増えた場合にどうするかということでございますけれども、やはりそれぞれの作物について所得対策が一つ一つ大事であろうというふうに思っておりますので、是非この品目横断的作物の中に入っていない作物も含めてひとつ検討をいただきたいというふうに思っております。
そういうことで、本対策の対象にならなかったからといって、そういった人たちが農業の現場からリタイアしていくということではないと思いますし、私どもはこの品目横断的対策だけで日本の農業を律していこうとは思っておりませんので、また別に、野菜であれ果樹であれ畜産であれ、品目別対策はそれとして従来にも増してしっかりとやっていく、そういうことが相まって日本の農業が成り立っていくんだというふうに考えております。
ただ、耕作放棄地や休耕田であっても、例えばそういう農地を取得をして規模拡大をしようとか、例えば新規参入をしようとかいう方があれば、それはこの品目横断的対策とは別の世界ではございますけれども、やはり規模拡大や新規参入は大事でございますから、そういったものをやっぱり奨励、エンカレッジすることについては、やはりこれは別途対策を講ずべきだと私どもも考えておりまして、これも十九年度の予算に向けてただいま検討をいたしております
それから、最後に、農地の権利移動をいたしまして、それが担い手の規模拡大につながるというようなことであれば、今回のこの品目横断的対策とは別に、その政策目的に沿ったものである場合には、別途の対策として十九年度予算でも措置をしたいと考えております。
続いて、品目横断的対策について述べさせていただきます。 戦後農政の大転換と銘打たれました経営所得安定対策等大綱、とりわけ品目横断的対策において対象者を認定農業者等に絞り込んだということにつきましては、我々のように農業一筋に取り組んできた者にとっては大変ありがたいことであるというふうに思っております。
まず、今回の品目横断的対策の導入ですが、これは、申すまでもなく、WTOの規制強化の中で、削減対象とならない緑の政策に政府の支援をいかに移行させていくかというのが第一点だと思います。
次に、農水大臣にお伺いしたいわけでございますが、今回、品目横断的対策とあわせて、農地・水・環境保全対策が新しく出てきておりますが、私は、この事業は本当にすばらしいと物すごく評価しておるところでございます。 農家の運営は、いわゆる担い手だけでは続きません。やはりその集落全体での活動があって初めて農村としての効果を発揮するわけでございます。
ここでは、今回は、品目別価格対策から品目横断的対策に変わろうとするその理由については今回は答弁しなくても結構です。なぜならば、WTOのルールを今回は課題にしませんから、品目横断的対策は恐らくWTO対策として策定されたのでしょうが、その是非を今回は問題にしません。品目横断的対策を含めた関連法案の審議のとき、できれば私の方からも改めてその問題について質問したいと考えています。
今回の、担い手を対象とした品目横断的対策は、米政策と表裏一体のものでありますので、整合性を持って進めていくこととしておるところでございまして、具体的には、十九年産から、現在実施しております産地づくり対策でございますとか稲作所得基盤確保対策、担い手経営安定対策あるいは集荷円滑化対策について所要の見直しを行いながら、整合性を持って施策を推進してまいりたいというふうに考えているところでございます。
新たに、一定規模以上の担い手を対象とした経営安定対策、品目横断的対策を作ることになるわけですね。 それで、須賀田経営局長は十月の十五日のこの企画部会で、米政策から二歩も三歩も改革を進める必要があるんだというふうに言われていますよね。